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『あ奴を呼んでどうするんじゃ?』
どうするだって?決まってんでしょうが、説教だよ!
神様が口元を緩ませると宙に黒電話が現れて何処かへ電話をかけ始めた。しばし待つとどこからともなく背中に白い翼を持つ少女がこれでもかというぐらい口をひん曲げて登場。
『一体何のようでしょうか、神様。私は監視対象の監視で忙しいんです!』
『なぁにが監視だ。覗き見の間違いだろ、変態天使』
そうだそうだ、この変態面食い天使!
『なんですかあなたは!……ってこれはこれは彼の為に死んでくれた心優しい少年じゃないですか』
いっらぁ……!アイツの為に死んだとかどの口が言うか。あ、でもそっか!上の口が緩いから簡単に顔だけで好きになっちゃう面食いの股開き天使になっちゃったんですね、分かります。
『なっ!?こんの……!たかが人間風情が天使の私を侮辱するなっ!』
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