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『その人間風情に妄執しとるのはどこの誰だ?』
『彼は普通の人間とは違います!彼は素晴らしいんです!彼は――』
なんか語り始めっちゃったからカット。
『――であるからして彼は素晴らしいのです!分かりましたか!?って人の話を聞いてましたか!?』
「……ウノ」
『ちょっ、もう一枚!?ワシまだ五枚あるんですけど!?』
あ、話終わったみたいだからこれで終了~。
十戦中九敗で落ち込む神様を慰めてテンションを戻していると変態天使は顔を真っ赤にさせて怒り心頭。プッ、タコみたい。
『さて、変態は放置して少年。変態天使を呼んだがどうするんじゃ?』
『高潔な私をどうするつもりですか!?私は大天使の娘ですよ!その私に何かしたらあなたの魂なんて塵も残さず消し去れますよ!』
とりあえず馬鹿ビッチは放置。ん~……神様、ボクの記憶を見せることって出来る?そのときの痛みとか思考とかその他諸々込みで。
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