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そんな仕草が女の子らしくてカワイイ。
「気持ちわりぃな雑用。女のフリなんてしてんな」
「なな!ちょっとるっち先輩!どういう意味ですかそれ!あたしはれっきとしたカワイイ女の子です!」
「キモ」
「ムキーーッ!」
「さっさと行けよ。雑用のくせに猿の真似なんてしてんな。猿に失礼だ」
「ウキィーーー!」
「まぁまぁ藍那ちゃん落ち着いて」
僕が適当になだめたところに部長の号令がかかった。
「さぁ、出発だ!」
凸凹五人組は部長のみっちゃんの後に続いて夜道を進む。
外灯も民家もあるのにも関わらず、何故か藍那ちゃんは落ち着かない様子で周囲をキョロキョロと見回していた。
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