星は知っている

7/29
前へ
/30ページ
次へ
日差しがあんなに眩しかった、ガラス越しのおもて通り。 それはすでに西日を遮る為の白色のロールカーテンによって見ることはかなわない。 外が暗い、んだ。 つまりそれだけ長い間、川野は海山をひとりにしていた。 見回した店内から、川野は海山に視線を戻した。
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!

14人が本棚に入れています
本棚に追加