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これは今から3年前の話。
その日はいつものように友達と色んな話に花を咲かせていた。
ハク「ねぇ~グミちゃんって彼氏とかいないの?」
グミ「いないに決まってるじゃん!私みたいな人を好きになる人なんていないよ・・・」
ハク「えっ!?グミちゃんってとても可愛いから彼氏いると思ってたのに~」
グミ「全然可愛いくないし・・・」
ハク「絶対可愛いじゃん!!」
グミ「え!、あ、ありがとう・・・そう言ってもらえて嬉しいよ・・」
キーンコーンカーンコーン
ハク「あ、次の授業始まるよ!二人とも早く行こうよ」
グミ「う、うん」
私はグミ。どこにでもいる普通の高校1年生。まだ入学したてで不安だらけだ。でも友達がたくさんできて楽しい毎日を送ってる。
そして好きな人も見つけた。
名前はカイ君。クラスの女子みんなからモテモテのとってもかっこいい男子。
でも、勉強が出来ないのが玉にきず。
席も近くで毎日話してる。
そうしているうちに好きになってしまったらしい。
カイ「なぁグミ、ここどうやって解くんだっけ?」
グミ「また?ここはまず最初にここを足して、ここをかければでるよ」
カイ「お~センキュー。やっぱグミは頼りになるな!」
グミ「そ、そんなことないよ・・他の人もわかるんだから他の人に聞けばいいじゃん」
カイ「う~ん・・グミの教え方がとってもわかりやすい」
グミ「え!?、そ、そう?」
カイ「うん。なんか先生よりもわかりやすいし」
グミ「あ、ありがとう・・・」
好きだったからとっても嬉しかった。
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