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「あのっ、やめてくださ…「こらこら離しなさい。嫌がってるでしょ?」
なに…、誰?
「誰?…生徒、のわけないよな。スーツだし」
「はいはい、童顔で悪かったな」
そう言ってスーツの男は3年男子の手をあたしの腕から引き離した。
「いつまでも玄関にいないで教室に行きなさい。」
「まじだりぃ。こういう奴が1番めんどくせえ」
「そういうかっこいいことはポケットからはみ出てるモノをしまってから言いなさい」
「…あぁ?……なっ//うるせーな!!」
ドタドタドタッ
逃げていく3年生にスーツの男は声を張って言う。
「避妊も大事だけどねーー?」
「っ///最っ低!!」
女の子の前で、それも大声で言うなんてありえない。
「見知らぬ男に犯されるよりはマシだろーが」
「なんでそういうこと言うかなあ!!///ほんと、あなた誰?」
「ふふっ、教えない。きみも自分のクラスに戻りなさい」
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