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遠くからせっせと走ってくる、金髪の若造。
こいつの名前は、
御手洗光。
…きた。
『拓磨さん!』
と俺の名前を呼び、いつも俺の周りをうろつく。
疲労で、半分魂が抜けてる俺の中に、
土足でヅカヅカ平気で入ってくるような奴。
まぁでも、
慕って来るし、素直だし可愛いやつだ。
いつも、
あしらいながらも結局仕事終わりに、こいつと朝飯を食いに行く。
それが俺の日課。
ん?何かおかしい。
光の様子がいつもと違う。
ん?
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