『千秋×要』

13/33

201人が本棚に入れています
本棚に追加
/118ページ
『おーい、千秋くーん、聞いてますか?』 巧が、手をメガホンのようにして大きな声で言ってきた。 『なんだよ、巧。そんなことあり得ないんだから考えてもしょうがないだろ?なぁ、要?』 要は、何かを考えているようで真剣な顔をしていた。俺は、また要をかまいたくなって、首に手をまわして顔を近づけた。 『わッッ///千秋、なにしてんの!?』 要は、驚いて俺から逃れようとしていた。だから俺は、もっと要を引き寄せた。 『要クン?俺の話をスルーするつもり?そういう子には…お仕置きが必要かな……?』 俺は、そう言って要の頬に触れる触れないぐらいの位置に手を置いて、ニコリと笑った。
/118ページ

最初のコメントを投稿しよう!

201人が本棚に入れています
本棚に追加