201人が本棚に入れています
本棚に追加
/118ページ
『えっ?要、何て言った?』
俺がそう言うと、要は顔を勢いよくあげてニコッと笑うと、薬を手に取り、口へ運ぼうとした。
『何してんだよ!!』
俺は、要に飛びかかり薬を奪おうとした。
『千秋!!離せよ!!』
『おまえこそ離せ!!』
俺は夢中に薬を奪おうとした。だが、俺は夢中になりすぎた。脳で考える前に体が勝手に動いてしまった。
俺は、いつの間にか要から奪った薬を自分の口の中にいれていたのだ。
最初のコメントを投稿しよう!