綺麗な首飾り。

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え?ぇぇえ? どうしよう泣き出しちゃった。 何かあったのかな……。 「ヴィンセント……私達の部屋にはあと8人いたよね…?いつの間にか皆、皆、みんな、みんな !!!!!……吐血したりブクブク膨れて死んじゃたり……辛いよ!」 あ、その事か……。 僕はナーシャの頭を軽くポンポンと叩いたあと、ワシャワシャ髪をくしゃくしゃにした。 「……うん。そんな事あった。僕たちも助からないかも知れない。だからせめて生まれた地に行こうって誘ったんだよ。」 ナーシャはハッとした顔をした。 「じゃあ……ヴィンセント……。貴方にこれ見せる。」 ナーシャはおもむろに上までピッチリとボタンがついたブラウスを外し始めた。 「あわわわッッ!ちょっ!」 首元がはだけた首元には赤い……。
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