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ヴィンセント……
ほら、穢れてるでしょ?
リンパ腺の手術痕。
貴方でも嫌いになるでしょ?
「…ナーシャ……?さわって良い?」
え?ヴィンセント?
何言ってるの?
ヴィンセントは首元の赤い線をさわった。優しく撫でるように。
「あのね、僕も……あるんだ。首元の赤い痕。」
ヴィンセントはいきなりシャツを脱ぎ出した。
私は赤面した。
「ヴィン……!!!!ちょっと!」
タンクトップだけになったヴィンセントの身体には沢山手術痕があり、首元にも赤い痕があった。
「……うーん、ナーシャ。ナーシャは笑った方が可愛いよ」
照れているのか頭掻きながら目線を反らして言った。
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