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それから、数日後。
俺はすっかり調子を取り戻し、休んでいた鍛錬も行い、完全に調子を取り戻した俺。
「だ~か~らあ!
此処は、そうしたらまずいんだってえ!」
「いやいや、こっちの方が絶対良いのではないのか?」
「いや、ダメだって!
こんな事すりゃあ、こっちのバランスが取れないだろ!」
「あ・・・・。そうか。そうだね。そうだった。
いやあ・・・・・見落としてたよ」
「見落としたじゃねえよ!
お前、どうかしてんじゃねえのか?」
「む。酷いね。僕だって、考えて「考えてんだったら、こんな見落としはしない!」・・・・むう・・・・・・」
俺達・・・・・そう。
シンと俺は、何も無い場所に居る。
此処には過去に、一つの世界があった。
だが、その世界の者たちが、間違った方向に暴走してしまい、世界を滅ぼしてしまったのだ。
その世界を管理していた世界神は、守ることが出来なかったと、泣きながら引き籠ってしまったのだ。
それは、いけないとシンと俺とで世界を作ろうとしたのだが、シンの奴は結構いい加減で、俺の指摘に驚いていた。
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