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その一連の流れるような動きに俺は、思わず拍手していた。
「おおーーーーー」
俺の言葉に、青年は俺を睨みつける。
「お前。馬鹿にしてんのか?」
俺は両手を上げて言う。
「いやいや。さすがだなっと」
俺の言葉に、青年は悔しそうにする。
「今度から、お前への場合は無視するぞ?」
その言葉に、俺と理事長は顔を見合わせて笑っていた。
「はははは。まあ、そう言わずにお願いしますね」
理事長の言葉に、しぶしぶ頷き、未だ暴れる先生を引きずって出て行った。
一気に、応接室は静かになり、俺と理事長の2人だけになった。
理事長は、ホワイトボードに書かれた数式を見て言った。
「しかし・・・・・凄いですねえ。
やはり、向こうでの影響で理解力が高まったっと言う所ですか?」
俺は頷いて言う。
「そうですね。俺は、向こうで幾つかの能力を手に入れましたから。
ある意味、ずるいですよね」
そう言って、頬を掻く。
その様子に笑顔で理事長が言った。
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