帰還

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「俺達と、楽しい事しようぜ?な?楽しいぜ?」 「さ。学校なんてさあ。行かなくても良いじゃん?」 「そうそ。楽しくやろうぜ?」 「で・・・・・・・でも・・」 無理矢理引きずるように、腕を掴んで連れて行こうとする男子生徒達。 俺は、鞄を背中に背負うと気配を消したまま素早く近寄り次々に当身をして行く。 突然、仲間が白目を剥いて倒れる様子に慌てる生徒達。 「な!何だ?!ちくしょう! 誰だ!」 男子生徒達は、皆一様に慌て騒ぎ周囲を見回し警戒する。 ・・・・・・が、俺には関係ない。 俺はそのまま、全員を倒し、女子生徒の耳に囁く。 「逃げて」 放心したようになっていた、女子生徒は慌てて周囲を見回した後、逃げ出した。 俺は、男子生徒達の様子を写メで撮った後、彼等のアドレスを確認し、名前を確認し記憶する。 ・・・・・・”絶対記憶能力” 向こうで手に入れた反則能力の1つ。 これは、こっちでも便利だよな。
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