空の国

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周囲の貴族達は、唖然としている。 「クククク・・・・・・・。 唖然とするのも良いけどさあ。 あいつが戻って来ないうちにさっさと移動しろよな。 邪魔なんだけど?」 俺の言葉に、周囲の貴族から怒りの声が上がる。 「な!何だと!平民如きが、我々に指図をするのか!」 俺は溜息をついて言った。 「実際、お前等じゃあ、歯が立たないんじゃねえのか?随分と、食われてたようだけど? 役に立つの?」 その時、大きな聞こえた。 続けて何度も鳴く鳥。 俺はヘリから下を見下ろした。 「ち!あの野郎。仲間を呼んでやがるな。 面倒な事しやがる」 俺は周囲を見回して言った。 「お前等がいると、面倒だから全員船の中に入れ。 死にたい奴は、外に居ても良いぞ?」 俺の言葉に、ぽっちゃりと太った奴が言った。 「中に居れば、船が壊されて確実に奴等の餌食ではないか! 少なくとも、外に居た方は逃げる事が出来る!」 その言葉に、周囲の者達もそうだと言うように頷く。
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