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そしてこれが今。
「やあっ!久し振りだね、綾瀬。僕のこと、勿論おぼえてるよね?憶えてるでしょ?待ってたんだから!」
そう言って近づいてくるコイツは…
「…なんでお前がここにいんの、七瀬…」
大嫌いな兄、榎本七瀬だった。
「綾瀬が来るって言うから嬉しくてさー」
俺と同じ顔をしていて、
「僕、ここで生徒会長してるんだけどさ、迎え役を買って出ちゃったんだ。」
真逆の性格で、
「会いたかった…愛してるよ」
「…!こ、このド変態野郎…ち、近付くな、抱きつくな、顔を近付けるな」
それはそれは言葉に出来ないほどのブラコンなのだ。
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