2012年夏

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暑くて 怠くて もうダメ。 もはや 恋をしてるのか してないのか それすらも ぼやけて 認識できない。 このまま あの虎たちのように 溶けた金色のバターになって 誰かに食べられてしまうのも いいかもしれない。 なんてことを思ったりしたけれど 今朝気がついた。 恋い焦がれる時は過ぎたのだと。 ただ其処に 穏やかに 寄り添うように 存在してくれるだけで 私の心の平穏が保たれる。 遠く離れていても 声を聞かなくても 繋がってさえいてくれたら それだけでいい。 20120727
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