【プロローグ】

9/10
前へ
/43ページ
次へ
「……意味がよく理解できないですけど。何なんです? 呪われし末裔、って」 詩音は冷静に分析をしていたのか、落ち着き払った声音でそう言った。 それが面白かったのか? どこからか響くその声は、愉しそうに笑った。 『その内に理解できるであろう。……ん? そろそろ時間か』 「……」 『はてさて。楽しんでもらおうかの』
/43ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加