【プロローグ】

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―――ヒュゥゥ……ン どこかへと飛ばされている最中。 思い出したように、その声は付け加えた。 ――これからいくところは少々過酷かもしれぬ。 は、ぁ? ――だから、皆には力を施しておこう。 ……力? 何よ、それ。 ――生き抜くための力、とでも言っておこう。……あぁ、問題はない。 ……意味わかんないんだけど? ふざけてるの、あなた。 ――ちゃんと、回復することもできるさ。……君らが再会できる保証など、どこにもないがな。
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