始まりは突然に

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ゴムの焼ける臭いだろうか やっぱ車って燃えると異臭を放つよなぁ なんて思いながらビルとビルの間から黒煙を上げながら燃える車を見ていると炎に人の影が映った。 だが・・映った人の影は人と呼んでいいモノではなかった。 まず・・デカイ・・身長がアンドレ・○・ジャイアント並みにあるはずだが筋肉が異常に膨れ上がっている為かデカイはずなのに丸い様に見える。 ・・・・そして見るのは2回目だが炎から出てきたソレには目が1つしかない 隻眼などではなく顔の上半分をデカイ1つの目で占められ、下部分はデカイ口で占められている。 左腕が無い・・爆発で吹っ飛んだのかって・・ ・・・・自分自身でしてることだがソレの情報分析をしていると気分が悪くなってくる。 「あれ?何で俺あんなのに殺されそうになってんだろ」 軽い火傷と擦り傷を負いながら、なにを冷静に情報分析してん・・うわっ左腕の筋肉が更に膨れ上がって止血した!?気持ち悪っ! 「はぁ、またかよ・・ったく面倒くせぇなぁ~」 ・・・・あれ?本当に何で俺こんな事に巻き込まれるのかなぁ?
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