異世界へと

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「意外と快適なんですねコレ」 異世界に来て服装が目立つ俺は黒いフードコートを購入して着替えた 「そうだよ、特殊な魔法繊維で作っているからね温度によって繊維が膨張して温度を調節するんだよ」 「だからこの"世界"はフードが標準装備なんですね」 周囲を見るとミリアさんを含めた店員以外は殆どがフードコートを着ていた 「まあね、その中でもユウレン君のは結構良いモノなんだよ」 「へぇ、あの・・・・それよりも少し買い過ぎではないですか?」 すでに俺の両手はミリアさんの買ったモノでいっぱいだった 「あはは・・ゴメン、ちょっと調子に乗り過ぎたね」 「まっいっか、それにしても異世界の景色って・・・・」 目の前に広がる異世界の景色は19世紀のヨーロッパをイメージすると分かりやすい
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