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『生徒会会長より、注意事項です』
隼人が教壇にたつ
あれ、珍しくボタンが全部閉まってる
『最近、皆も知っているように竜胆学園が本校を敵視している』
…竜胆学園？
「ね、竜胆学園って？」
そばにいた麗香に小声で聞く
「私立竜胆学園。男子校で不良の学園なの。」
へぇ、綾野と変わんないじゃん…
「竜胆は、めちゃくちゃな学園で教師も生徒に逆らえてないみたいで…」
前言撤回。綾野の生徒は教師に全然逆らえてない
『竜胆学園は本校を敵視して最近では俺達の地区で喧嘩を繰り返している。被害にあった生徒もいると思う』
ひどい…
『竜胆学園が攻めて来ても手は出すな。手を出されたら俺や生徒会、教師、を頼れ。お前らの手を使うことはない。あと、俺らにはバックがいるから、安心していい。以上だ。』
「バック？」
「警察のこと。竜胆学園のことは警察にも情報がいってるから」
そうだったんだ…
竜胆学園
怖いな。
皆がけがしないといいけど…
てゆうか、さっきの隼人の言葉には少しきゅんとしてしまったじゃないか…
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