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「……ん…」
何?頭がズキズキする
暗い…ここは?
「おはよー」
「…!????」
起き上がると見たことない顔がいた
しかも、男
「…なっ、誰!?」
「あー、動かない方がいいよ?頭、痛いでしょ」
……?何、この人…
「俺の名前は九条琉斗。よろしくね♪ちなみに、竜胆学園の生徒」
竜胆学園?
何でその人達が
「いやー、しかし驚いたよ。」
「…何?」
「綾野学園にこんなかわいい女子がいたなんて。羨ましいね。」
ポケットからタバコを取り出してタバコに火を着ける九条
「…?何がしたいの?」
「ん?拉致。俺はさ、蓮に恨みあんの。だから、綾野学園にちょっかい出してたのに相手にしないからさー少し、君達を使わせてもらちゃったよ♪」
恨み?蓮に?
「…最初は麗香だけで良かったんだけど、君も使えそうだし。まさか、隼人の彼女だなんて。あ、携帯貸してもらったよ。」
何で…この人が…あたしと隼人が付き合ってること…「………大事にされてるんだね」
にっこり笑う九条
訳がわからない。
「…羨ましいね、本当に」
え、…まさか…この人
隼人のこと……
「九条!池ノ内が目覚ましたぞ!」
「え、麗香もいるの!?どこに!?」
「隣の部屋。君は来ちゃだめだよ。颯、結衣ちゃんを縄で縛っといて」
「…は?ちょ、まってよ!!…」
無視され、九条は隣の部屋に入った
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