LOVE☆☆STAR 2

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九条という男と入れ替わりに入って来たのは、“そう”と呼ばれていた男 「………あんたが…隼人の彼女?」 「…そうだけど」 まじまじと見られるのは慣れていない どーせ、ちんちくりんとか思ってんでしょ。 なんて、拗ねた考え 「俺は颯。よろしく」 何て言いながら近くにあったロープを拾う よろしくじゃないから。 走って逃げる? ダメだ、きっと捕まる このまま隼人達が来るのを待つか… 麗香…麗香は… 「下手なことすんな」 「…え?」 「俺たちの目的は蓮をここに連れてくること。」 蓮? 颯という男は近くにあった古びた椅子に座った。 「蓮がここに来れば、あんたらに何かするとかないし」 「…え?」 どうして…そこまで蓮を? 麗香を使ってまで… 「蓮に何でこだわるの?」 「色々あるから。」 まぁ、あの蓮なら色々問題を起こしてそうだけど… 「話してあげよっか?」 ぶっきらぼうに言った あ…この人…少しだけ似てる。 隼人に。
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