LOVE☆☆STAR 2

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~麗香side~ 九条は相変わらずにっこり笑っていた。 何…こいつ… 縛られた手首にある縄はびくともしない 「あー、遅いなぁ」 九条はポケットから携帯を取り出した ?何かする気? 「あー、あんたのじゃないとダメか…」 取られていた私の携帯で誰かに電話をかけた 多分、蓮 「あ、もしもーし?蓮くん?俺、九条」 やっぱり。 ガキだな… 「遅いよー早く来ないと、このお姫様やっちゃうかも」 ………は? 「ん?麗香ちゃんだよ。君の大事なお姫様♪」 やっちゃうって……… まさか…そういう… 「早く来ないと、危ないからね…」 最後にクスリと笑い、乱暴に携帯を投げた。投げられた携帯は大きな音を立てて転がる 嘘…でしょ… まさか…まさか… 「麗香ちゃん、奥行こうか」にっこり笑うその笑顔にぞくりとする。 手首にあった縄をほどかれ腕を引っ張られる 「はぁ!?あんた、何考えてんの!?」 振り払おうとしても解けない腕 「さぁ?俺は蓮の最高に泣いてる顔が見れればいいよ?」 なに…なに言って… 震えたくないのに震える手足 嫌だ…嫌だ… 「…あ、あんたが嫌なら、あの子でもいいかな?」 あの子…? 「―…ダメ!」 反射にそう言った ダメだよ…絶対… 私は反抗するのをやめた どのみち、私の恋は叶わない それなら…もういい。 結衣を傷つけられたら隼人が悲しむから… 「…いいよ。あんたの好きなようにすればいい。」 「へぇ?美しい友情」 腕を引っ張られる。 それに…私が九条に抱かれても蓮は泣かない… だから…もういいの
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