WILD☆☆STAR

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お尻が痛いよ。お尻が。 てゆうか、本当に何なの!?何が危ないの!? 何が逃げろよ!! ここには、一体何がー… 「大原結衣だよね?」 「え…?」 そこには、金髪の男の人が立っていた。 なんか… さっきの美女といい、謎の男といい… 美男美女多くない!? 何てことを考えていたら、腕を捕まれる。 「え…?」 「行こう。先生あっちだよ」……え? 何でこの人はあたしの行きたい場所を知ってるの? グランドを抜けると、これまた大きな校舎があった 「ここは?」 「生徒会室。」 「?!!」 生徒会室だけで!? こんなでかいの!? 「彩人ー」 「あ。夏目。」 え… 「初めまして綾野学園教師の夏目准弥です。」 「あ、大原結衣です。」 夏目…若いな。 しかも、先生までイケメンだ。 「歳は27歳。みんなからはなっくんって呼ばれてんだよ。」 「こらぁぁぁ!!25じゃあ!!」「はは…」 何か変な人だな。 あ! 「あのっ!!校内には危険がってどうゆうことなんですか!?」 「「…………………」」 「?」 変なこと言った?あたし。「もしかして、転入書類の別封筒…の中身読んでないの?」 「…………あ、今日読もうかなって……」 「説明したら?そっちのが分かりやすいじゃん?」 「????」 あたしの脳内にはハテナマークが浮かぶ。 「そうだな~。大原、ここはな?」 ここは… 「全国の不良が集まった学園なんだよ。」 不良… 「つまり、中学の時にケンカや暴走したりした不良達が集まってるんだよ。」 「何のために!?」 「この学園は、警察と連携していて生徒がここらへんの不良をまとめることで、事件やケンカを防いでいるんだよ」 「警察と連携………」 「そんなわけで、全寮制、男女共学といっても、男子が大半。女子は生徒会一人と君を合わせて二人。」 「二人!?女子が!?」 「ほぼ男子校だよ」 「んで、寮が別れててその寮に勧誘する男子が大半だから、今日、追いかけられたりしたんだよ。」 へ…へー… 「女子があまりにもいないから、特待生募集は女子だけだし。」 「………………」 言葉がでない。 だって…全校生徒、798人中女子は二人… しかも、結構危険だよ!? あたしが… こんなところ… 「ま、女子を守るためにこいつら生徒会がいるんだけどね。自己紹介、しとけ?」 「そだね~隼人ー麗香ー」 金髪の男の人の呼び掛けでみんな見たことがある人がやってきた。
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