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少女は次の日もその次の日も来る日も来る日も毎日来ていた…
少女の目は日に日に暗くなっていく…
少女の姿は日に日にみすぼらしくなっていく…
ある年の暮れ少女はまた私のところに来て、また私を見ていた…
そして、日が暮れる頃、少女はふらふら立ち上がりながら、しかし、目には一つの意志を持って帰っていった…
その日の夜遅く少女は戻ってきた先ほどまであった意志もなく戻ってきた…
希望もないといった顔をして戻ってきた…
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