始まりの始まりつまりプロローグ
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始まりは彼の、親友の一言から始まった。 「ねぇ宗、面白いこと考えちゃった」 それはいつだったか覚えてない。 「簡単なゲームなんだけどね」 覚えているのはこんな事を言っていたという今では曖昧な記憶のみ。 「どうする、やってみる?」 だがまぁ、自分はこう答えたのではないだろうか。 「うん、いいよ」 あの頃はきっと2人とも無邪気だった。
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