水上 咲

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《…やぁ、 人間のみなさん、元気かい? そもそも今から元気じゃない奴等を全て地球上から抹殺するからね… フフフ。 人間処理はとても楽しそうだなぁ…。 でも… それじゃあ、刺激が足りないかな? 今日は、今まで首を吊った人間を空から吊るそうと思うのだけど… どうかな? うんうん、 では…さっそく 死のカウントダウンスタート♪ まるで晒し首のようだね♪ フハハハハハ こうなりたくなかったら、 自殺を止めろ!!!》 …そして、どこにつながっているのかわからない。 そう。 それは空から、 見えない糸に吊られるように、 荒縄やビニール紐、 様々なもので首を吊った人々が 空からぶらさがった。 風で、血が舞う。 首はダランとさがっている。 青白い顔。 紫色の顔。 赤い顔。 黄色い顔。 腐乱した顔。 顔、顔、顔。 吐き気が込み上げてくる中、 僕と珊瑚はかたまってしまい、 その場から動けずにいたが…
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