二人の思い

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決めた。あたし、気持ち伝える。 【俊樹? あたし俊樹が好きだよ。 いつもあたしの事考えてくれて、 あたしなら幸せにしてあげられる。 返信まってます💕】 ―送信― 手が震える。 ビクッ! ♪チャララーラー♪ ―受信― 【ありがとう。 俺も里奈の全部が好きだよ。 幸せにする。付き合おう?】 「―ッう・・・っ―はぁっ」 あたしの頬には涙がつたっていた。 【付き合うんだから里奈って呼ぶ。 俺のことは俊ちゃんって呼んで?!】 【了解!!】 ♪チャッチャチャチャラリラ♪ ―着信― もちろん俊ちゃんからだ。 「もしもし・・・」 「里奈?明日図書館で待ってるな」 「えっ?・・・うん!!」 「あはは。じゃぁ明日」 「えっ?もう?」 「うん。続きはまた明日な。」 「わかった。」 「「おやすみ。」」 プープープープー 電話が切れる音があたしの心を虚しくさせた。
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