【プロローグ】

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『梨花……』 ふわりと風が吹いた。 梨花は後ろを振り向いた。 「あんたはいつもと同じで諦めてんでしょ? ……私は絶対に諦めないわ」 『……梨花に何を言っても聞かないことはわかっているのですよ。……梨花。叶わない夢は諦めて「ふざけんじゃないわよ! あんたにはわかんないわよ!」……』 「羽入にはわからないでしょうね。何度も殺され続ける私の苦痛なんて」
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