7月1日

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 ボクの名前は、山口 華月(かづき)。 まだ4才だよ。 今日は、お母さんと2人でお母さんが作ったハンバーグを食べたんだ。 「お母さんがつくったハンバーグ、おいしいね」 お母さんは、笑った。 「レトルトだけどね」 ご飯には、ふりかけをかけて、ハンバーグにはケチャップをかけて、レタスにはマヨネーズをかけて食べたよ。 お母さんは、料理が上手だからとってもおいしかったの。 妹の海沙(みさ)は、まだ赤ちゃんだから、ほ乳瓶のミルクをもらってた。 海沙がボクを見ている。 「みさもハンバグ、たべたいの?みさは、大きくなったら、たべれるよ。ね?お母さん?」 「そうね」 お母さんは、優しく微笑んだ。 それから、お母さんと一緒にお風呂に入った。 その夜、 「ぎゃー」 海沙の夜泣きが始まった。毎晩のことなんだ。 お母さんは、困った顔してみさを抱きかかえる。 ボクは、耳をふさいでた。 海沙は、ずっと泣きっぱなしだったけど、何時間かしたら、泣きやんだ。 お母さんは、誰かに電話をかけていた。 ボクは、すぐ眠った。
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