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あれから何年の時が過ぎたか
俺は忘れてしまった
何人の友と別れたか
忘れてしまった
何回の絶望を味わったか
忘れてしまった
どれだけ禁忌を犯した事を悔やんだか
忘れてしまった
自分に対するすべての負の数を忘れた俺
そんな時、神が俺の前に出てきて『チャンスを与える』と話をした
その話の内容は
俺を“受け入れる存在”と“狙う存在”がある異世界に行ってもらい、俺の死を悲しんでくれる“心から愛しく思える存在”を守る事だった
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