一日目 音

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 夏海は職場に着き椅子に座り少し考えていた 「…………あの西郷さんの度胸がある? どう言う意味かしら 本当にアキちゃんが言ってたみたいに本当にお化けがでるとか? でも不動産はそんな事一言も言ってなかったし……」 夏海は目頭をつまみう~んと悩む その時だ    ピト…… 「あっちいッ!!!」 夏海は左頬にものすごく暑いものを突き付けられた 「ひゃひゃひゃ!!」 「この耳に残る笑い声は……」 夏海はその笑い声の聞こえる方向へ顔を向ける そこには熱いお茶の入った湯飲みを持つ自称イタズラの悪魔 八木沼 鉄平(やぎぬま てっぺい) 彼のイタズラはあまりに神憑りすぎて上司も怒ることより 彼のイタズラに対し笑いを見せる程だ 「やっぱりリアクションなら不知火が一番だな」 やばい殴りたい
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