零日目 始まり

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 夏海はマンションを出てアキちゃんと約束した場所へ向かう このアキちゃんとは昔からの幼馴染みだ 小学校から大学生まで同じ 唯一違うのは職場だけだった アキちゃんの職場は……… 「っあ!来た来た夏海~!」 「アキちゃ~~ん!」 気がつくともう集合場所に到着していたみたいだ 「もう!夏海五分の遅刻だよ!」 「ご……五分って…あいからわず時間に厳しい、たった五分だよ?」 「五分もよッ!タイムイズマネーよ」 「はうぅ……」 夏海は時計を確認する 「やっぱり来る前に本屋なんて寄るんじゃなかった……ブツブツ…」 「夏海なんか言った?」 「いえ何もッ!」 二人はそんな会話をしながらお店へ向かった 「っでアキちゃん…今日はどこで晩御飯食べるの?」 「今日は中華よッ!!」 「アキちゃん本当に中華好きね………」 二人は『ダクハイラーメン』と書かれたお店の前に着いた
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