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夏海は自分の家のベットに寝転がっていた
時刻はもうすぐ02時00分
眠れない
その理由は一発で分かる
それは帰り際で明奈が言った言葉だ
ーーーーーーー
「夏海、一人暮らしは本当にきいつけなさいよ！」
「大丈夫だってば～！」
「もしかしたらお化けが出るかもよ～」
私はお化けが大の苦手だ
「ひゅえッ！？」
ーーーーーーーー
そう、あの言葉が今にも効いている
「すきま風が怖い………」
夏海は布団を頭までかぶり無理矢理眠りに着いた
「…………………………」
辺りが静まり返る
すると何か音が聞こえる
「何の音？」
布団の中で聞き耳をたてる
シャーーーーーー………
水の流れる音？
ボロマンションなんで壁が薄い
こんな音まで聞こえるなんて
夏海はその音を聞いているとウトウトとまぶたが重くなりそのまま眠った
ｺﾞﾘｺﾞﾘｺﾞﾘｺﾞﾘ……………
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