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▼近い未来にある事_
鳳来「あー…ただいまー…(コソッ」
アーリマン「おや、おかえりなさい(^^*
子供達はとっくに寝ましたよ」
鳳来「だろうな。」
アーリマン「丑三つ時ですからねぇ……ところで、その傷どうしたんです?」
鳳来「ちょいとヘマした。」
アーリマン「ヘマした。で済む程度の傷じゃないでしょう(‐_‐)
こっちに来なさい、治療して差し上げます。」
鳳来「…手っ取り早くお前さんの血垂らして傷治そうだなんてやめてくれよー?
俺人間でいたいしよw」
アーリマン「…そんな事はしません。ちゃんと傷口を洗って消毒して……いいから早く来なさいってば!(イスバンバンッ←」
鳳来「へいへい分かりましたよーっと」
アーリマン「…今日の仕事はそんなにキツかったんですか?」
鳳来「あ?まぁなぁ…なんとかかんとかの討伐?だか知らねぇが、ついでに頼まれちまってよ」
アーリマン「討伐って…貴方が受けるべき仕事ではないでしょう」
鳳来「誰かが受けねェと解決しねェじゃねェか。俺の良心だよ良心」
アーリマン「それで貴方の命が危うくなったらどうするんです」
鳳来「そいつは運命って事で受け止めるしかねェだろ」
アーリマン「…貴方にはここの子供達を守ると言う義務もあるんですよ?
少しは自覚なさい!」
鳳来「そう怒るなってw俺だって人間だ、死ぬときゃ死ぬ。」
アーリマン「…鳳来、私を喰らいなさい。(腕グッ」
鳳来「………はっ?;;」
アーリマン「私を喰らいなさいと言っているのです。」
鳳来「…お前さん…気でも狂ったか…?喰らうってそりゃ…解釈が2つあるけどよ…」
アーリマン「解釈が2つ?何を言ってるんですか。私の血肉を喰らいなさいと言っているのです」
鳳来「……勘弁してくれよ。俺は人間で一生終えるつもりだって言っただろ。」
アーリマン「貴方を死なぬようにする為です。
嫌ならば先程の死に急ぐような発言は撤回して下さい!」
鳳来「…何だよお前…いきなりがっつきやがって。
俺の人生までお前にあげたわけじゃねェんだぞ?
お前は俺のなんなんだ!
……どう生きようが勝手だろうが。
……もういい寝る。(バタン←扉」
アーリマン「…私がダメなんです。貴方を守れと…そう申し使った…情では無い、情では無いと自分に言い聞かせているのにー…!」
悪魔の葛藤。
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