…過去話等_

4/8
前へ
/30ページ
次へ
▼面白くもない日常の話_ アーリマン「おや、まだ起きていたのですか」 鳳来「おー…ホラ、明日は礼拝頼まれてっからよ、迷える子羊ちゃん達を救いに行く訳よ。」 アーリマン「……迷える子羊ちゃん達が可哀想です(ボソリ」 鳳来「あ?何か言ったか?」 アーリマン「いえ何も(^^* それ、聖書ですか?」 鳳来「あぁ。なんかな、最近愛についてあぁだのこうだのって悩みが多くてよ、いい資料ねェかなぁと思って……あ。」 アーリマン「なるほど…最近の人間達は愛に迷って生きているのですねぇ…(ハフー」 鳳来「…"独りでいるよりも、二人でいるほうがずっとよい。 仕事にしても二人で働くほうがはかどる。 また、二人で寝ると二人とも暖かいではないか。 独りっきりで寝て、どうして暖かくなれよう。" ………どうよ?(ニカッ」 アーリマン「……実に変態で何よりな有り難いお言葉ですねぇ。 貴方は私を苦しめたいのですか?」 鳳来「……あ、たまーにお前さんが悪魔だって事忘れちまうんだよな…すまんすまんw」 アーリマン「全くです…ですが貴方の変態気持ちがこもった言葉でダメージは少ないようです(^^*」 鳳来「……素直に喜べねェわそれ。」 アーリマン「それほど仲睦まじくなったと言う事でしょう!とても喜ばしい事です! …ですがここにいては私の身が持ちませんので…先に床につかせて頂きます☆バチン」 鳳来「おーそうしてくれwうっかり祓っちまいそうだしよ。」 アーリマン「それは御免被ります♪では鳳来、おやすみなさい(^^*」 鳳来「もうおはようの時間だけどなーおやすみw」 鳳来「悪魔と人間が仲睦まじくねェ…… "ゆめゆめ悪魔と交わりを持たぬように。 誰も、神の杯と悪魔の杯を同時に飲むことなどできない。 神の食卓と悪魔の食卓に同時につくこともできない" ……俺にはこの言葉がぴったりだな。 …さてと、寝るか。」 後悔は、していない。
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加