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「畜生!」
そう言いながら鈴木はビールを一気に飲み干す。
「はは、ありがとうな。今日もタダ酒は美味いぜ。」
そう言いつつ、岡本は奢りの酒であるカクテルを飲む。
「くそ~…もう少しだったんだがな」
「確かにな、今日は2つしか差が無かったからな。危なかったよ」
「ふん、次は勝って奢り酒を飲むのは俺の方だからな!」
そう言ってまたビールを飲む。
「なに、まだ負けないさ」
そう言って岡本も笑いながら酒を口に運ぶ。
「そう言えば、企画第1課のシンシアの胸…ヤバいな」
「あぁ、岡本もそう思うか?けど俺は佐藤ちゃんも良いと思うんだ」
「そう言えば、同じ出張組の佐藤に気があるんだっけ?」
「はっ?嫌々そんなんじゃ…」
「隠すなかって!でも佐藤~…」
「…なんだよ?」
「いや別に?そう言えば同じ出張組の加藤や近藤…良い雰囲気だよな」
「あぁ、確かにな。来年には結婚か?」
「かもなぁ~…」
そんな感じで何時もの通りにバーで飲みながら長々と談笑していると、バーの出入り口が突然に勢いよく開かれた。
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