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武器屋(ガンショップ)【ブラックスミス】
それが俺が半年前に開いたお店だ。
俺の名前はブラック・スミス。
名前と歳以外は何も覚えて無い…事にしている。
何故って?
それはな、俺が居るのは【ラクーンシティ】って街何だが、俺の記憶じゃ【ゲームの世界の架空の街】のはず何だ…。
…それが何故かその【架空の街】の街郊外の場所で発見、保護されたんだ。
それから色々と有ったが、今はこうして【莫大な資金】を元手に一国一城の主足るべく、お店兼自宅を開いた。
この言い方で分かるだろうが、俺は日本人だ。
でも今は何故か知らないがバリバリのアメリカ人で銀髪に整った顔、高い身長に高い…いや、【高過ぎる】身体能力に【異常な】才能。
もう完璧だよ。
体格だって細い、けど細すぎずに筋肉がある。
てか筋肉質だ、かなり引き締まった、な。
…そうそう、お店何だが、三階建てで地下二階まである。
一階は武器屋。
二階はバー、と言ってもある目的もあってバーにしたんだ。
回りには趣味って事にしてるし、酒とかも近くの酒屋から買って来て、カクテルを出したりダーツとビリヤードにポーカーとブラックジャックがやれるだけでたまに開く位だ、…隠れた穴場つか名店に認知されてるがな。
三階は自宅用だ。
地下一階は品物の銃や弾薬をストックする倉庫がメインだが、事務所も兼ねてる。
まぁ、そんな所だ。
-ガチャッ、バタン-
考えていたら店に誰か入って来た。
「いらっしゃい」
カウンター脇のドアから銀髪の青年が出て来て言う。
視線の先には入って来た二人の男性が居た。
「やぁ、スミス。頼んだのは治ってるかい?」
片方の男がそう尋ねた。
「あぁ、ジムか。頼まれた銃なら昨夜に治し終わったよ」
「本当に?ありがとう、助かるよ!」
ジムと呼ばれた男は嬉しそうに反応した。
「やったな、これで来週の猟に行けるな!」
もう一人の男がジムに言う。
「うん!これでじいちゃんから引き継いだ銃を持って猟に行けるよ、ボブ」
ジムは声をかけてきた男…ボブに答える。
「…猟に行くのか?」
スミスがそんな二人に尋ねる。
「二人共、事件は知ってるだろ?」
「あぁ…人食いの話?」
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