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ジムの返事にスミスは頷いてから
「俺が来る前から変な事件ばっかりなんだから、行くなら気を付けて行きなよ?」
「ハッハッハッ!大丈夫だって、スミス。俺らが行くのは近場だし、奥まで行かないさ」
ジムが笑って答える。
「そうそう、それにいつも行ってる場所だからそうそう何も起こらないよ」
ボブも笑って答える。
「しかしなぁ…」
「そんなに心配か?」
スミスが心配する声を出すが、ボブが呆れた様に聞く。
「俺は二人も所属する猟会の会長だからね。…それに変な事件の中、一ヶ月前にS.T.A.R.S.が壊滅したばかり何だし…」
S.T.A.R.S.【スターズ】…、ラクーン警察が誇る特殊部隊の存在。
「大丈夫だろ?その後に急とはいえ、ある程度の警官の人数を割って精鋭部隊見たいなチームを作って事件に中らせてるんだし」
「そうだよ、街や郊外の警戒を強化してるんだし」
ボブの言葉にジムも賛同する。
「でも人数が増えたって、個人個人の警官の能力はスターズのメンバーよりもかなり劣るんだぞ?」
「でも人数が多い方がやっぱり強いし多機能だろ?それに劣るんだぞって言っても、ラクーン警察の警官から試験を突破した警官だけがいるんだし…」
「それに装備だって新調したんでしょ?」
「まぁ…な。ハンドガンだけだったのが、他のハンドガンも目的別に使用出来る様に大量に注文来たし、サブマシンガンやショットガンEに各種弾薬も納入したしな」
スミスが呆れた様に話した。
「そう言えば、ハンドガン系統が異常な量の注文なのは、一般市民にも配布為出しな」
そうスミスが言うと二人が、自分達の家も配布されたと話した。
「…まぁ、それ位に今は危ないって判断何だから、今は猟は控えろよ?」
「あぁ」
「はいよ」
スミスの言葉に軽い口調で返事が来る。
その他もとりとめの無い話や、スミスのお勧めの武器等、色々と話して二人は帰った。
二人が帰ったのを見届けたスミスは、一度、息を吐き出すと出入口の札を「オープン」から「クローズ」に代えて、カウンターの脇のドアに入って行った。
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