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「…っ!?」
危うく悲鳴を上げそうになった。
ソファーに近付き、裏を見ると男がいた。
背中を此方に向けてしゃがみ、【何か】をしている。
…その【何か】を確認してから声をかけようと考え確認すると、その男が女性に噛み付いていた。
しかし、女性はショック死なのか出血死なのか分からないが、顔や胸、腕足を抉られたのか無くなっている。
しかし、男を見た瞬間分かった。
抉られたのではなく、【食べられた】のだ。
…目の前の男に。
「…な、何をしてる!」
銃を男に向けて怒鳴る。
途端に男が動きを止めて此方を向いた。
「っ!?」
男の顔を見て不覚にもちょっと声を漏らした。
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