ハチミツと天然少女

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今日は時雨さんの親友?と一緒に出かける予定だ……けどま~、時雨さんの友達も来ると言う事なので炎也や光も呼んでおいたが光は新しい彼女の親友と出かける予定があるらしく行けないみたいだ… 「氷く~ん、これ良かったら食べてくれません?」 時雨さんはそう言うと白のフリルが付いたバックからハチミツを取り出した…ハチミツだよね? 「時雨さんそれは何ですか?」 そう言うと時雨さんは自信満々に 「見ての通りハチミツですわ」 「貴女は僕に何を食べさせようとしてるんですか!?」 僕が怒ったように聞いたせいか時雨さんが悲しそうに 「ハチミツですわ…」 と答える…僕は間違ったことを言ったかな? 「お~い、し~ぐれさん!」 時雨さんを呼ぶ声がするのでそちらを見てみると、紫と黒を合わせたようなキノコヘアの痩せた小学生がいた… 「時雨さん…妹とかいたんですか?」 僕の質問が可笑しかったようで時雨さんがクスクス笑いながら僕に衝撃の事実を伝えた…それは 「私の親友の猫田 里梨歌さんですわ」 「どこですか?」 思わず目の前の事実を受け入れないでいると… ドゴ 猫田さんの拳が僕の腹にめり込んでいた 「テヘ☆、ここよ分からないなら…殴り続けてあげる」 ドゴドゴドゴドゴドゴドゴ 「ギブギブ!!」 腹パンチをさせられたせいか喉が乾いた……関係無いか。 「時雨さんハチミツ下さい」 時雨さんからハチミツを受け取りのんでみるとそこにはいるはずのない光がいた 「なんで枷がここにいる的な?」 「このハチミツは夢を見させるのか…最近のハチミツは進歩したな~」 「リリ~、殴りすぎ的な!!」 「あれ?あれは殴ってないよ~」 殴ってない?腹パンチ連発して殴ってない?ふざけてー 「お腹にパンチしてたの☆」 「「この天然やろ~」」 声のハモった方を見ていると炎也が口を開けっ放しにしていた… 「ヤダ炎也君!!違うの!わたし天然じゃないよ!!バリバリ人工的☆」 この時、この場にいた皆はこう思っただろう… 『間違いない……天然だ』 猫田さんは僕達が聞いているのかも確認せずハチミツについて語っていた… 「天然って言えばさ~ハチミツとかは天然が美味しいよね、食べた事は無いけど(笑)」 のちに、猫田さんは光の新しい彼女だと言うことが分かったのはそれから2日経った日の事だった…
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