第16章 エピローグ

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「そのうち、わたしが……その後なんて言ったんだ?」  ラミエルは途中で立ち止まり、しかし質問には答えず笑って俺に向かって舌を出して見せた。 「べえ。いやです。二度も言ってあげません」 「何だよ、気になるじゃないか。何て言ったんだよ」 「忘れました~!麻耶ちゃん、待って」  俺はラミエルを追いかけながら、ふと空を見上げた。それはいつもと変わらぬ、平和な地球の夕暮れの光景だった。そして俺たちが守り抜いた、美しい故郷の空だった。
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