見せない涙

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「おい、宗次郎。ヘラヘラ笑ってんじゃねーよ」 「俺達と態度変えてんな」 「…すみません」 「毎回毎回すみませんってさぁ!それ以外に言葉喋れねえのかよ!!」 ガツンッ 「いったぁ…っ!」 彼等は沖田の脇腹を一蹴した。 まだ十歳の彼とは六つ以上離れているから力の差はとても大きい。 沖田に与えられた衝撃もかなり痛いものだった筈だ。
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