斉藤涼香

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9時半から10分後。 無事、遅刻をして学校に着きました。 受付の人は呆れた顔でいた。 「入学式早々遅刻しないでくださいよ…」 「すいません…」 文句は俺じゃなく、この馬鹿親に言ってください、って言ってやりたい。 ネーム表の俺の名前が消された。 あれ、あと一人来てない。 「今、体育館で式があってますので急いでください」 「わかりました」 不意に名前を覚えてしまった。 そいつの名前、斉藤涼香。 後に、俺の好きな人になる女。
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