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「次に強くそれを外に出すようにしてみて」強く外に?思いっきり強く押し出すように...。すると、強風が吹いた。
「へ?」思わず、舞子ちゃんが吹き飛ばされた。すぐに私は舞子ちゃんの近くに行く。受身を取っていたみたいで幸い怪我は無かった。
「ごめん、大丈夫?」
「うん。すごいね、夏子ちゃん。すぐにマスターするなんて」いや、違うって。すぐに誤解を解くために話した。
「ええ?もしかしてコントロールが苦手なのかもしれないね」二人で思いっきり笑った。
「次、桜」
「はい」綾部先生に呼ばれて舞子ちゃんは先生のところに走っていった。
貴族と言われて少し驚いた。貴族というのは、少し身分の高いお偉いさん。いつも私たちのことを見下していると思っていた。しかし、彼女はそんなことはなかった。平等に接してくれた。もしかしたら、私のただの偏見かもしれない。
「次、蒼井」
「はい」私も先生のところに行った。
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