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そこにはガラス張りの箱の中に一つのペンダントが置いてあった。なんだろう、これ。近づいてみると箱が消える。私はペンダントを手に取る。小さな丸い形のペンダントは中に何かの紋章が刻まれていた。その紋章が蒼く光った。
よこから男の人が出てきた。驚いて逃げる。
「いい反応だな」
「あ、貴方はだれ?」男性はくすくす笑った。
「俺は、守護神と呼ばれるものだよ。名前は、あー忘れた」
「忘れた!」思いっきり突っ込んでしまった。男性は爆笑した。
「意外と面白いんだな。俺がこうして外にでてこれたのはそのペンダントの能力だ。てか、名前は勝手に決めていいぞ」
急に言われても...。
「貴方の名前は、疾風(はやて)」
「かっこいい名前だな。今日からよろしくな」そう言って疾風は姿を消した。
「いつもお前の近くにいるから、気にするな。勝手に出て行くから」不思議なパートナーに出逢った気がした。
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