470人が本棚に入れています
本棚に追加
だんだんと意識が浮かび上がっていく
そして、微睡み、目をあけると
「……う~~ん」
顔があった
それもすぐ近くに
「…っ!」ドカッ
「ぐふっ」
反射的に蹴り落としてしまった
「あ痛たた…あっ、トーヤおはよう。なぜ、僕の部屋にいるんだい?」
「それはこっちのセリフだ馬鹿。なんでお前が俺と一緒に寝ている、答えろ命(ミコト)」
俺が蹴り落とした馬鹿は月詠 命(ツクヨミ ミコト)。とある事情により俺の家こと暁家に寄生(パラサイト)している堕ニートだ
「んっ?え~と、あれ?」
どうやら、自分の部屋じゃないと気づいたらしい
「ふむ………さぁ、トーヤ!
や ら な い か ?」
「何がどうしてそうなったくそニート」ゲシッ
「あふんっ」ベシャ
何を血迷ったのか飛びかかってきたので思いっきり踏みつけてやった
最初のコメントを投稿しよう!