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俺が離れると命はユラユラと幽鬼のごとく立ち上がる
｢ハァ…ハァ…///フフフ、今の僕は誰にも止められない……。さぁ、Let's try again!!｣
｢発音いいなお前!?｣
そう言って、命が俺に飛びかかろうした瞬間
コンコンコンッ
ガチャ
｢マスター、朝食ができたから起きてくれ……って、なぜ命がマスターの部屋にいる｣
俺をマスターと呼ぶ、こいつはシルファ＝プライド、常時メイド服着用の自称暁家のメイド長だ
………シルファ、一人しかいないのにな
ちなみにこの家、親父が自分探しの旅に出てから俺と義姉さんとこの二人しか住んでいない
親父は今どこで何をしているのやら……
、今は朝飯の時間だったな……
｢わざわざ悪いなシルファ。ほら、朝姉が飢える前に行くぞ変態｣
｢もう少しだったんだけどな～｣
何がもう少しだよ、まったく
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